1個から1000個までの小ロット専門中京セラミック。量産型のプレス加工にはできない個別金型作成不要のオリジナル成形方法『押出し成形+生加工』に特化したことにより超小ロットを実現したセラミック部材メーカーです。
押出し成形と生加工を組み合わせることによりさまざまな形状に柔軟に対応することができます。プレス成形のように製品ごとに個別の金型を必要としないために形状変更にも即対応、セラミック製品の試作や小ロット生産に最適です。
製品情報:ムク55φ×50L
受注数量:1個
製品情報:ムクT45×45L
受注数量:2個
製品情報:T60φ×35φ×50L
受注数量:100個
製品情報:A-150
受注数量:6本
製品情報:35φ×28φ×30L
受注数量:1000個
製品情報:T100φ×45φ×280L
受注数量:30個
製品情報:T60φ×35φ×170L
受注数量:12個
製品情報:T34φ×9φ×32L
受注数量:600個
製品情報:A-250
受注数量:10本
製品情報:18φ×14φ×35L
受注数量:10個
製品情報:T50-40φ×17φ×35L
受注数量:25個
製品情報:T50φ×25φ×170L
受注数量:12個
製品情報:T30.5φ×19.5φ×10L
受注数量:1000個
製品情報:セラミックキャップS
(ナット付)
受注数量:120個
製品情報:W50φ×7φ×5t
受注数量:40枚
工業炉セラミック部材の中京セラミックでは、工業炉セラミック部材の成形方法に『押出し成形+生加工』というオリジナル成形方法を採用しております。セラミック製品の成形方法は多種多様です。たとえば、プレス成形では製品ごとに個別に金型が必要となり初期投資にかなりの金額がかかります。SIP成形やHIP成形、鋳込み成形も同様です。そのためこれらの成型方法では量産製品には向いていますが小ロット生産、特に1個~1000個のような少量の数量では生産してくれません。他には加工機による成形があげられます。一般的には焼成後の焼き締められたセラミック部材を様々な加工機を使用して成型をします。焼成後のセラミックは金属に比べて非常に硬く、加工をすることが非常に困難になってしまいます。そのため加工費がものすごく高くついてしまいます。これらの成形方法は基本的には高精度の製品に仕上げるための仕上げ作業を行うことがほとんどです。それにくらべて工業炉セラミック部材の中京セラミックが採用している『押出し成形+生加工』では、セラミック製品を焼成前の生の状態で加工をすることによって、セラミック製品の加工コストを飛躍的に抑えることに成功しました。
まず、押出し成形機によりセラミック原料を棒状に成形しセラミック製品母材を作ります。次に、その棒状のセラミック製品母材を乾燥させ生加工が出来る硬さに調整します。乾燥調製が終わったセラミック製品母材に自社開発した特殊加工機により生加工を加えていきます。次に生加工が終わったセラミック製品を乾燥室に入れ、本乾燥します。最後に十分に水分が抜け乾燥したセラミック製品を製品特性にあった焼成方法にて焼成炉で焼成することでセラミック製品が完成します。この『押出し成形+生加工』を採用することにより、金型初期投資コストや加工コストを抑え、小ロット【1個~1000個】を実現することが出来ました。
生加工の一番のデメリットは寸法公差が厳しいセラミック製品の焼成寸法を出すのが非常に難しいという事です。焼成品を後加工する場合は加工面が仕上がり面となりセラミック製品寸法がしっかりと出せます。しかしながら、生加工を行い製品を作るとなると、どうしても成形後の焼成時に焼き縮が発生します。セラミック製品は焼成工程において大きいものでは15%以上の収縮をするものもあります。焼成炉の雰囲気や積荷の状態、ヒートカーブなど様々な要因がセラミック製品の焼成寸法を左右します。工業炉セラミックの中京セラミック株式会社では長年積み上げた経験とノウハウによりこの製品収縮を掴む技術力を持っています。
工業炉セラミック部材はその用途によりさまざまな機能を求められます。耐熱性、耐摩耗性、耐熱衝撃性、絶縁性、機械強度(曲げ・圧縮)など、求められる機能は用途により大きく異なります。工業炉セラミック部材No.1の中京セラミック株式会社ではお客様の多岐にわたる要望にお応えするため、あらかじめ自社製土工場で調合したオリジナルセラミック原料を取り揃えております。さまざまな特徴を持ったセラミック調合原料をご用意し、ご提案をさせて頂いております。
弊社でお薦めしております原料がアルミナ質のE-3(多孔質)と同じくアルミナ質の554(緻密質)という原料になります。
E-3原料の特徴としましては、多孔質で吸水性があり耐食性に富んだ原料となっております。色は白色で化学組成はSio2が37%AL2O3が60%、見かけ比重2.8 で吸水率15~18%、曲げ強度は450Kg/cm3となっております。主な用途としましては窯炉材として色味穴や点検口、熱電対保護管の差込口などに使用されております。成形時の可塑性も高く、生加工がしやすいという特徴があります。焼成範囲も幅広く焼成寸法も精度を出しやすい原料となっております。
554原料の特徴としましては、緻密質で熱間の軟化も少なく熱衝撃に強い原料となっております。色は白色で化学組成はSio2が33%AL2O3が62%、見かけ比重2.7 で吸水率1%未満、曲げ強度は700Kg/cm3となっております。電主な用途としましては電熱ヒーターのハンガーや、セラミックウール(断熱材)の止め具、耐摩耗用のスペーサー、燃焼管としても使われております。
この他にもさまざまな特徴を持ったオリジナルセラミック原料を取り揃えております。材質サンプルもお出しできますのでお気軽にお声かけください。自社製土工場で調合したオリジナルセラミック原料を持っているためにそれぞれの焼成収縮率などの管理も容易で小ロット生産【1個~1000個】を実現することが出来ました。
社名 | 中京セラミック株式会社 | |
代表者 |
代表取締役 渡辺一弘 |
|
設立 | 1967年6月 | |
資本金 | 2000万円 | |
事業内容 |
抵抗器用セラミック碍管及び絶縁碍子 建材(タイル、瓦等)製造用高温耐火物 ヒーター設備用高熱特性セラミック製品 遠赤外線セラミックヒーター |
脱臭用光触媒/抗菌セラミックフィルター 活性炭製品 セラミック担体 など工業用ファインセラミック製造販売 |
主要取引先 |
株式会社 ノリタケカンパニーリミテッド 高砂工業 株式会社 中日本炉工業株式会社 ハイトカルチャ 株式会社 フジライト工業 株式会社 株式会社 一芯 |
株式会社 日本抵抗器製作所 ヤギシタ電機 株式会社 株式会社 タマオーム 株式会社 チバ・テクノ 富士抵抗器 株式会社 昭和抵抗器 株式会社 |
取引銀行 |
東濃信用金庫 本店 |
名古屋銀行 多治見支店 |
TEL |
0572-22-8745 |
|
FAX | 0572-23-9600 |
本社工場所在地 |
〒507-0807
岐阜県多治見市生田町4丁目50番地 |
TEL:0572-22-8745 FAX:0572-23-9600 |
第二工場所在地 |
〒507-0807 岐阜県多治見市生田町3丁目139番地 |
TEL:0572-24-0212 FAX:0572-24-4576 |
中国工場所在地 |
中国江蘇省蘇州市新区金山路8号 |
TEL:0512-68255877 FAX:0512-68255864 |
当社は昭和42年(1967年)に美濃焼の産地、岐阜県多治見市で創業し、電子部品であります産業用抵抗器に使用される碍管(ガイカン)と呼ばれるセラミック部品の製造販売からスタートしました。皆様が日常よく利用されます高速エレベーターや、新幹線などの高速列車の制動用途など産業界のさまざまな分野で今なおご使用頂き、お客様から高い評価を受け10年、20年という長期間の品質保証とその安全性と信頼性(実績)を築いてまいりました。また、レベルの高い熱特性や機械特性などを要求されるセラミックスの技術は、工業ヒーター用セラミックス、遠赤外線セラミックヒーター、そして当地の地場産業である陶磁器やタイルの焼成炉に使用する高温用耐火物と幅広く応用されました。まだまだファインセラミックスは、さまざま分野において期待される機能を発揮する可能性のある素材と考えております。今後ともお客様とのコミュニケーションを大切にし、お客様のニーズを的確にとらえ、スピーディーに製品開発出来る企業を目指します。
また1991年中国江蘇省蘇州市へ日中合併企業第一号として進出して以来、現地での実績を積み、中国国内外での販売実績もでき、世界で高く評価され貢献出来るグローバル企業を目指します。
代表取締役
渡辺一弘
『信頼と技術が生きる』をモットーにセラミックス製品を通じて、お客様に常に新しい価値ある提案を行い、人類社会の進歩発展に貢献するとともに全従業員の物心両面の幸福を追求する。
われわれ人類は、宇宙開発の進歩とともに地球の美しさにあらためて気づかされ、この地球を守ることこそ真の幸せであると考え始めております。人類は産業革命以来著しい発展を遂げ、経済発展優先の近代社会を築き、幸せを享受したと思っていました。しかし、ここにきて地球温暖化を始めとする環境問題による異常気象、農作物の不作により、食糧危機の危惧などさまざまな問題が今の地球上に発生しております。当社では、これらの問題に積極的に取り組むお客様といち早く連携して問題解決に果敢に挑戦していきたいと考えております。
①セラミック技術を通じて、宇宙開発ビジネスに積極的に取り組みます。
②セラミック技術を通じて、土を使わない野菜栽培ビジネスに積極的に取り組みます。
③環境機能材料の開発に積極的に努め、環境ビジネスに取り組みます。
④自社での省資源、省エネルギー、廃棄物の発生抑制に積極的に取り組みます。
このプロジェクトでは、東京大学大学院 青木隆平教授の宇宙空間において気圧・温度ともに地球上と同じ環境を保つ装置『宇宙インフレータブル構造』の有用性を確認するために種子の発芽実験を行いました。この種子発芽実験の種子のセラミック培地に弊社のバイオセラミック製品が採用されました。地球上では、すでにこのバイオセラミックを用いて土を使わず植物や野菜の栽培が行われています。